松原北自治会
松原北自治会
2021.11.21 20:06
基本理念7: 会員は、自分のことは自分でする。他会員や役員や行政を頼らない。
会員の公平性を保つ。
他人任せをすると、任された人が苦しみます。
それを避けるため自分のことは自分でします。
一部の会員だけが得になったり、一部の会員が損になることはしません。
多くの組織で見られることですが、
「会長にたのむ」とか「〇〇さんに頼みたい」と言って、
自分で動かず、他人に頼る人が少なくありません。
そうすると、頼られた人が苦しむことになります。
全ての会員は子供ではなく、立派な大人です。
他人に頼らず、自分で解決するよう、自ら動くことが、大人の思考・行動だと思います。
そして、そういう努力をしている人のその真摯な行動に見て、周囲の人は感心し、
その人を応援するようになるのだと思います。
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毎月または毎年、一定の額のお金を集める、ということはしません。
自治会というのは、たかだか任意団体です。法的な立場としては、
テニスサークルとかカラオケ同好会などと同レベルの存在でしかありません。
そんなレベルの組織なのに、「自治会」という名称がつくだけで、多くの人は、
「加入するのが当たり前」「払うのが当たり前」と勘違いしてしまい、
イヤでも「加入している」「払っている」、というのが現状です。
そこに、そもそも不幸の種があると思います。他方、会費が全会員にとって、
正に公平・公正に使われれば良いのですが、
なかなかそうはならないのが現実の姿だと思います。
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ただ、万一お金が必要で、それが総会で承認された時、
あるいは関係者全員が同意した時だけは集めます。
そして、その都度、関係する会員で応分に負担するのが、
真に民主的で、公平な運営と思います。
例えば、メンバーが10人のテニスサークルの会員8人が一緒にテニスに行けば、
テニスコート代がかかります。
そして、その8人がコート代をワリカンで支払うのと同じことです。
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一部の会員は「安価な屋外コートを使いたい」と言い、他の会員は、
「高価でも屋内コートを使いたい」と言ったとします。
それなら、2つの会に分ければ、争いは起こらないのです。
「考えが違うからと言って、安易に自治会を分けてはいけない」と主張すのは、
学校で言えば、「バレー部も書道部も帰宅部もダメで、
全員が野球部に入らなくてはいけない」、というようなもので、
その人たちの自由を束縛しているのです。本会は、会員一人一人の自由を束縛しません。
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本会では、ものごとを極力、決めません。そのため、
「何かを買う」などの行為は基本的にありません。
会費を集めると、何かをやりたい人たちだけが会費を使い得をし、
何かをやらない人たちは損をすることが往々にしてあります。
それを防ぐ意味でも、会費は集めません。
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「○○をしよう。したい」というような提案をすると、
したくない人が苦しむことになります。
したい人は自治会とは関係のないところで、個人的にしてくださるのが良いと思います。
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食事会やその他、会員が集まる時は、会場が必要になります。
しかし、全会員が集まる、ということは、まれです。
たいていは、関係する会員、あるいは、集まりたい会員だけが集まる、
というのが現実の姿です。あるいは会で何かを買ったりするなら、お金がかかります。
そこでも、それに関係する会員と、関係しない会員に分かれることが少なくありません。
そこで、何らかの支払いが発生する場合は、
関係する会員が応分に負担するのが最も公平と考えます。
他方、役員の仕事を減らすという基本理念を果たすため、物品購入の段取りをしたり、
会計の支払いなどは、役員に任せず、関係する会員が自らおこないます。
例: 10名会員のテニスサークルのうちの7人がテニスに行けば、
コート代などの費用はその7人で分け、7人が支払いを行い、
参加しなかった3人に支払いや会計業務は求めない、ということです。
